posted by やち
at 23:34:26 │
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またも浅野いにお作品。
ヤングサンデーで連載されてたらしい。ネットでの評価がヨカッタので買ったんだけど、イイわ〜。
大学の軽音楽サークルで知り合った男3人女2人(うち恋人2組、あまり1)の、社会に出てからの仕事、音楽、恋愛に関するストーリーっていうありふれた設定だし、よくある悩みに、よくある間違いとかもして、ぶつかったりもしながら成長していく、っていうよくあるネタではあるんだけど、なんだか妙にハマる。全2巻なんだけど、読むのが止まらなかった。んで、泣けた。
本読む時って、音楽聴きながら読むことが多くて、本の内容と曲の雰囲気が合うとセットで記憶に残るんだよね。今回はHALCALIのアルバム「サイボーグ俺達」。マンガの中の音楽はロックなんだけど、「春狩道〜19の夜〜」とか「LOOK」とか合いそう。今度映画化されるらしいんだけど、音楽にどうかな。ってか、実写かアニメかしんないけど、映画化してあの良さが出るかなぁ。
あと、浅野いにお他のも読みたいと思ってたけど、これが良すぎて他の読めないかも。
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posted by やち
at 23:13:33 │
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ヤングサンデーで連載中の、浅野いにおのマンガ。
こないだ単行本1巻が発売されて、SPA!のマンガ評に書かれてたの見て気になって買ったんだけど、ヤバいわぁ、コレ。
スピリッツで短期連載した時見て、絵も作風も割とスキな感じだなぁと思ってたんだよね。松本大洋、カネコアツシなみにハマりそうです。
本作では、主人公である小学生のプンプン(落書きで描いた鳥みたいな姿。カワイイ)の毎日が描かれてて、プンプンとその家族以外はみんな普通の人間の姿で描写されてる。プンプンは姿はみんなとは違うけど、「団地ともお」並みに「あ〜、こんなんだったわぁ」と感じる普通の小学生。でも出てくるオトナは揃いも揃ってみんなキ○ガイ。プンプンが時々呼び出す神様とか、オトナの異常な行動とか、非常にシュールな世界なんだけど、小学生の頃って、よくわからない大人の世界とか、固まってないアイデンティティとか、実は見えてたり感じたりしてた世界ってあんなもんだったかなぁ、なんて思ったりした。
この後、プンプンが高校生とかになるまで描かれるらしいんだけど、どう進んでくんだろうか。楽しみ。
ちなみに、ずっと「浅野にいお」だと思ってたんだけど「浅野いにお」なのね。
posted by やち
at 23:32:00 │
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本屋大賞作品を読も〜、ってことで「夜のピクニック」に続いて、小川洋子の「博士の愛した数式」を読んだ。
「夜のピクニック」は、正直「大賞?」って感じだったんだけど、これはヨカッタわぁ。静かな展開なんだけど、先が読みたくてしょうがなくなる作品。読んでる間はどうしても「博士」が寺尾聰、「私」が深津絵里設定でイメージしながら読んでたんだけど、キャスティングぴったりだった。
小川洋子の作品って読んだことなかったけど、登場人物の気持ちとか、風景の描写が優しくてキレイ。登場人物同士の愛とか数学への愛とか、愛で溢れた作品でした。
映画も観てみたくなったよ。
posted by やち
at 23:42:52 │
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週刊少年ジャンプからヤングジャンプに連載の場を移した森田まさのりのマンガの、ヤンジャン連載分がやっと文庫化。
今回は、主人公上妻がM-1みたいな素人も参加OKのお笑いの大会に出たんだけど、笑いの厳しさに気づくってくだり。
これから「最高のお笑い芸人」になってく過程が描かれてくんだと思うけど、どういう風な感じになるのか楽しみ。
登場人物は芸人がモデルになってるんだけど、前回気づかなかったけど、デジキンの金本ってジュニアかと思ってたけど、ジャルジャル福徳?
posted by やち
at 23:30:02 │
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第2回本屋大賞受賞の恩田陸の作品。
H夫妻に借りようと思ってたんだけど、文庫で出てたので買っちゃいました。
しばらくミステリーばっか読んでたので、こういう恋愛モノ読むの最初慣れなかったけど、まぁ楽しめました。親子モノの描写はちょっとだけ泣けた。メインの恋愛の描写はそんなグッとはこなかったなぁ。でもこの小説に描かれてる「歩行祭」と同じ行事を高校ん時にやってたので懐かしかったわ。80kmじゃなく30kmだったし、男子校だったから、なんのロマンスもなかったけどさ。
posted by やち
at 22:36:51 │
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ピタゴラスイッチの中の1コーナー。四角の線だけで作られた犬FRAMYが繰り広げる物語で、シンプルな色なしのアニメなんだけど、カワイイ。
そのFRAMYの絵本が発売されてた。「フレーミーとそうじき」と「フレーミーともぐら」の2つで、それぞれ900円。お買い得です。「子供のため」と偽って買いたくなる一品。
ちなみに「ピタゴラ装置DVDブック」の1と2は我が家では親子揃ってハードローテで観てます。
「10本アニメ」と「ポキポキアニメ」もDVD化しないかなぁ。
posted by やち
at 23:35:04 │
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「こち亀」連載30周年と、日本推理作家協会60周年のW記念で企画されたコラボレーション小説集。ミステリー作家7人(大沢在昌、石田衣良、今野敏、柴田よしき、京極夏彦、逢坂剛、東野圭吾)がオリジナルサイドストーリーを書き下ろししたという作品。
こないだちょっと立ち読みしたんだけど、元々原作があれだけキャラが濃くてなんでもアリな設定な上に、言葉遣いも独特なので、文字だけにしてもすぐ両さんが思い浮かぶし、書くほうも書きやすかったんじゃないかな。作品毎に秋本治の挿絵も入ってて、さらに想像しやすくなってるし。
文庫になったら読んでみようかなぁ。集英社。1,050円
posted by やち
at 22:40:34 │
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ついに連載が終わっちゃいました。連載読んでてもストーリーをちゃんと追えてなくて(再開後「20世紀」が「21世紀」になったのも気付かなかったくらい…)、結末もなんだかスッキリしなかったんだけど、ちゃんと理解してたヒトには納得だったんだろうか。
マン喫でもっかい最初から読み通したいわぁ。そして、クドイようだけど映画ね。出演者予想がネットで色々されてるみたいだけど、マルオ=田口浩正予想は共通して多い。たしかにね。なにげにFPM(田中知之)も合うと思うんだけど、どうだろう。
posted by やち
at 23:54:02 │
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東野圭吾の'96年の作品を読んだ。
女子高生が交通事故で死亡。その女子高生は同級生の主人公の子供を身ごもっていた。それを知った主人公は自分が父親だと告白し、事故の真相を探る。そして、怪しいと推理した女教師が教室で絞殺される。主人公である男子高生の家族、友人、恋人の隠された事情が徐々に判明していき、死亡事故、殺害についても明らかになっていく。
初期の作品らしいけど、あいかわらずウマイ。イロイロな伏線が、最後の30ページくらいで全部がキチっとハマるんだよね。サクっと読めて後味も良くて、最近の気分にはピッタリでした。東野圭吾、かなり買ってるんだけど、5割くらいはいったろうか・・・。
posted by やち
at 23:54:57 │
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「空想科学読本」で有名な柳田理科雄がSPA!で連載していたコーナーが単行本化。日常生活の不満と不便を科学と空想の力で解決したい!ってことで、例えば「傘」を取り上げ、「科学が発達したのに結局ハスの葉と変わってないじゃん!」って疑問を元に、その不便を科学で解消できないかと調査とインタビューをして書かれた連載。傘の他に、ヒゲソリ、満員電車、歯ブラシ、目覚まし時計、エアコン、エレベーター、洗濯機、掃除機、注射、車椅子といった20のアイテムに理科雄が挑む!比較的現実的な解決策を提示したりしてオモシロイ。
扶桑社。1,260円。
ちなみに
理科雄って本名なのね。