posted by やち
at 22:54:45 │
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昨年12月に発刊された宮部みゆきの文庫本。「模倣犯」以来しばらく読んでなかったので、ひさびさに読みたくなって購入。
大財閥の会長のお抱え運転手の事故死をキッカケに、会長の愛人との間に産まれた婚外子に婿入りした主人公が、登場人物それぞれの過去を明らかにしていく、というストーリー。
いくつもの伏線を張りつつ、最後は思いもよらなかったところに落ち着く展開はサスガ。その伏線のオチがちょっと古くさい感じはしたけど、オモシロかった。
でも、色々な謎が徐々に解明していく構成はスゴいなぁと思うんだけど、景色の描写がちょっとクドく感じたなぁ。東野圭吾のスマートな文体に慣れちゃったせいかも。
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posted by やち
at 21:41:05 │
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現在発売中の雑誌「H」2月号の特集は「コミックH 08 マンガみたいに生きたい」。
浅野いにお×峯田和伸の対談、松山ケンイチへのインタビュー、石原まこちんの描き下ろし「THE 3名様」、若杉公徳やオノ・ナツメなどへのインタビューが掲載されてる。
昨日本屋でパラパラめくってみたんだけど、初めて見た浅野いにおの風貌は、ちょっと予想と違ったな。小山田みたいなのを予想してたんだけど、河井克夫か枡野浩一か、みたいな感じだった。金紙&銀紙。
あと、インタビュー掲載のオノ・ナツメは最近よく見かけるど、どうなんでしょう?けっこうスキなタイプの絵なんだけど、誰かオススメ作品あったら教えて~。
それと、も1コ長年の疑問。「H」の読みは「エイチ」なんでしょうか、「アッシュ」なんでしょうか。誰か正解教えて。
posted by やち
at 23:50:48 │
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森田まさのりのお笑いをテーマにしたマンガ「べしゃり暮らし」の5巻が出た。
なんか話が前より進み出してオモシロくなってきた。上妻の才能がプロにも認められてきて、読んでて楽しくなってきたせいかな。
このマンガ、学園生活、主人公のお笑いを目指す姿、プロの芸人の裏側、といろんなストーリーが展開されてるんだけど、それぞれよ~出来ててオモシロい。
森田まさのりが「ちゃんとした形で終わらせる」と公言してる通り、いぃ~感じでまとまりそうな予感。今後も楽しみ。
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at 21:42:57 │
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こないだやってたドラマの原作を読んだ。東野圭吾は色々読みあさってるんだけど、このシリーズは読むの漏れてたんだよね。
本作に収録されてるのは、「燃える」、「転写る」、「壊死る」、「爆ぜる」、「離脱る」の5作品。ドラマでは「転写る」と「爆ぜる」をあわせたストーリーになってたみたいだけど、全部の要素が入ってたのね。
原作ではもちろん、いきなり数式を書き始めたりはしないんだけど、イマイチ福山とイメージ違うなぁと思ったらあとがきに佐野史郎をイメージして書かれたと書いてあった。なるほど。ま、月9としては福山なんだろうけどね。
「予知夢」と「容疑者Xの献身」も読まなきゃな。
posted by やち
at 23:00:12 │
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「週刊ヤングサンデー」で連載中の浅野いにおの最新作の2巻が発売された。
登場人物のうち主人公とその家族だけ落書きした鳥みたいな風貌で、それ以外は普通の人間っていうキャラ設定ながら、その風貌には全く触れられずにストーリーが展開していく。が、ストーリー自体はシュールなワケではなく、小学生の主人公プンプンの目から見た純な小学生の恋愛だの転校だの冒険だのの学校生活が描かれている。
2巻の最後ではプンプンが中学生になってたんだけど、プンプンも悪いコト覚えちゃったりするんだろうか。ドキドキしながらリーゼントにして後悔する、みたいな展開ありそう。
いずれにしても、先が気になるマンガです。
posted by やち
at 23:24:55 │
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ビックコミックスピリッツで連載中の、「おしゃれ手帖」の長尾謙一郎のマンガ。
「おしゃれ手帖」は表紙しか見たことなくて読んだことはなかったんだけど、このマンガ、ヤバい。オカシイわ。「おしゃれ手帖」の絵だけ見て、原ますみ系かなぁと思ってたんだけど、ちょっと世界が違う。ワケわからなすぎ。不条理にも程があるって感じ。
吉田戦車の不条理はまぁ想像の範囲内で笑えるんだけど、長尾謙一郎とか「えの素」の榎本俊二とかは正直、完全には理解しきれないっス。
一見の価値はあるけどね。
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at 23:49:57 │
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「きょうの猫村さん」の、ほしよりこの新作が出た。って、karaさんに伝えて買ってもらって借りました(笑)。karaさん、ありがとー。
「たろちゃん」、「僕とポーク」、「文豪の苦悩・・・・」、「鳥」の4本が収録されてるんだけど、「猫村さん」みたいな見開きに4コマのスタイルで、どれも「猫村さん」テイストではあるんだけど、どれも「猫村さん」のキャラ設定にはかなわないなぁ、って感じ。
表題作の「僕とポーク」は、世界の飢餓問題への問題意識から始まる、豚と少年が共に成長してく話なんだけど、なんだか切ない感じでヨカッタ。映画化されてもいいかも(笑)。
マガジンハウス社より。1,000円。
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at 22:45:26 │
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菅野文のマンガの4巻が出た。
外見は超美男子で、剣道は全国1位の男の中の男なんだけど、実は乙女な心を持つ「乙男(オトメン)」の主人公、正宗飛鳥と、男っぷりのいい彼女、都塚りょうを取り巻く一応恋愛マンガ。でも、あんま恋愛中心じゃなくて、オトメンキャラ中心の話題展開。
飛鳥ちゃん以外にもメイクの達人の多武峰など、キャラ設定勝ちなトコあり、少女マンガなんだけど、普通に楽しく読める。
今回もキャラ設定はわかりつつも、展開が予想外だったりしてなかなか楽しめたよ。
マンガ喫茶ででもドーゾ。
今年もみなさま、ご愛読ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
posted by やち
at 22:56:11 │
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浅野いにおのマンガ。
短編がいくつか収録されてるんだけど、それぞれの話の登場人物が絡んでて、大きな一つの話になってる。んだけど、あいかわらず作りが込んでて1回じゃわからなかった。ってか、単にオレが登場人物多いのが苦手なだけか(笑)?
「虹ケ丘ホログラフ」とか「ソラニン」と同じ顔のキャラが多く登場するので、多少覚えやすいけど。
浅野いにおのマンガって、だいたいが「大人は狂ってるから信じらんない」っていうのがベースになってて、なんか「そこまで言わんでも」って思うくらい全てがそこに行きつく気が。「いつまでも子供でもいられね~じゃん」とか思うけどね。
「ソラニン」だけが路線が違ってて、ほんと何回読んでも泣きそうになるんだけど、映画化はホントなのかな。
とりあえず、浅野いにおコレクションがもう一つ揃いました。あとは「素晴らしい世界」だな。
posted by やち
at 22:31:26 │
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ビックコミックスピリッツで連載中の、のりつけ雅春のマンガ。
「高校アフロ田中」から始まって、「中退アフロ田中」、「上京アフロ田中」と連載が続いてるんだけど、変わってるのはアフロの主人公、田中を含むキャラクターの身分だけで、基本的な設定はほとんど変わってない。
連載当初DTだった田中らキャラクターの、女とか金とかプー生活とか、ホントどこでもありそうな深い内容のないどうでもいいバカバカしい話が多いんだけど、笑える。電車で読んでて吹き出すのをこらえることもあるくらい。な~んも考えずにバカ笑い声したい時とかによいです。