posted by やち
at 23:33:58 │
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もうこれ関係のネタ何回も書いるけど、SPA!で連載中の、みうらじゅんとリリー・フランキーの対談型コラム「グラビアン魂」の書籍化第2弾。
対談では、彼らのDT感いっぱいの「グラビア論」が繰り広げられるんだけど、二人のグラビアに対するスタンスがおかしいくらい共通してて、妙にツーカーな会話が笑える。スタンスが一緒なんだけど好みは違って、またそのやりとりがおかしいんだけど。「みうらさん、そのシチュエーション、スキですねぇ」みたいな。
タイトルは「オレたちがスキなグラビアンは磯の香りがする」っていう彼ら独特の分析から命名。すげぇネーミングだな、と思ったけど「磯自慢」って日本酒があるんだね。
そんなネーミングセンスも彼ららしい本書は980円で扶桑社より発売中。
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posted by やち
at 22:34:42 │
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東野圭吾の「時生」(トキオ)を読んだ。
小さい頃にワケあって養子に出され、父親が誰かも知らない拓実と、拓実の子供で、4分の1の確率で不治の難病にかかることがわかっていながら産み落とされ、結果4分の1にあたって発症してしまった時生。時生が病でその一生を終えようとした時、拓実は若い頃時生に会っていたことを思い出す。
時生が、若い頃の拓実を自分が知ってる自分の親の人生へと導くっていう、タイムトラベルものとしては疑問が色々残る設定ながら、ちょっと似た境遇の親子二人が親子について語り、考えるトコはちょっと泣ける。ホント親子モノは弱いわぁ。
posted by やち
at 23:45:18 │
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SPA!で連載中の柳田理科雄のコラム。
最初「空想科学読本」読んだ時は、その斬新な内容と視点のユニークさにハマってスゲ〜読んだけど、似たようなコンセプトの本がどんどん出てきたのとネタ切れによって、あんま面白くなくなってたところだったけど、この連載はオモシロイ。
日常生活に使う様々な道具を、科学の力でより便利にできないかを検証する、という内容で、「痛くない注射針」とか「永久につけてられるコンタクトレンズ」とか「決して血が出ないヒゲソリ」とかの可能性をマジメに科学で分析してくれる。ホントに実現しそうなモノもあれば「そりゃぁできればいいけど・・・」みたいモノもあるけど、内容が自分に近いだけにオモシロイ。そのうち本になりそうな気がするので、気になる人はチェックを。
posted by やち
at 22:21:17 │
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ナンシー関の文庫本の新刊が出た。亡くなった1年後に刊行された単行本の文庫化。古くは1986年のコラムから2001年のコラムまで収録されてる。
2001年てまだナンシー生きてたんだなぁってのと、もう5年になるのかぁっていう両方の想いがあるけど、やっぱリアルタイムで読みたかったなぁ。当時、色々出ててどれから読もうか迷いながら結局「今度読も〜」って他の作家の本を選んでた自分を叱ってやりたいわ。
ああいう風に「テレビの役割」を明確化した上でそれとのギャップをブレることなく明らかにできるヒトってナンシー以降いない。
本読むたびにスゴイと思うヒトです。
posted by やち
at 22:10:53 │
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松本大洋の新作が週刊ビッグコミックスピリッツで連載開始するよ〜。8月7日(月)発売の36・37合併号から連載開始。
前に1回読み切りを読んだけど、松本大洋の絵って時代劇も合うんだね。和な感じがけっこうハマってて、水墨画じゃないけど、あんな趣のある絵画みたいなんだけどスタイリッシュな感じもして。ストーリーいまいち覚えてないけど、楽しみ〜。
あと、松本大洋といえば「鉄コン筋クリート」のアニメーション映画がこの冬からロードショー。前にIKKIの付録で付いてたパイロット版は原作のあの独特の世界観とかクロとシロの躍動感がうまく感じられる出来だったので期待。
声優は、クロが二宮和也でシロが蒼井優。まったく想像つかんけど楽しみに待と〜。
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at 22:54:46 │
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タイトルは筋肉少女帯の名曲のタイトルですが、大槻ケンヂが同名のコラムをぴあに隔週で連載中。
オーケンの周りで起きた出来事とか昔のエピソードを書いたエッセイなんだけど、「ホントか?」って思うような話がたくさんあって、前に笑ったのは三上寛の「うんこライブ」の話。ライブに指先くらいの大きさの自分のうんこを持ってかなくちゃいけなくて、会場では女の子のうんこのオークションまであったとか。
そんな感じでネタもオモシロイんだけど、オーケンの文章のウマさがさらにオモシロくしてる。単行本も出てるので読んでみて。
posted by やち
at 23:43:46 │
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IKKIで連載してたジョージ朝倉のマンガの最終巻(4巻)が出た。
話のスピードがやたら早く、「キャプテン翼」とか「ドラゴンボール」とかの何万倍も早い(例えが古いか)。
登場人物のセリフの真意を汲む間があんまりないまま、ストーリーだけはどんどん意外な方向に展開するので、理解しながら読み進めるのが難しい。こういうマンガは初めて読んだなぁ。
映画マニアな自主映画の監督と、巨乳アイドルを殺してしまった貧乳高校生の逃飛行、ってストーリーなんだけど、ホント最後まで展開が読めなくてオモシロかった。オススメ。
posted by やち
at 23:20:09 │
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たまにはこういうのも。
ブログ、SNS、はてな、Google、Wikipedia、amazonなど、いわゆるWeb2.0と括られてるサービスが伸びてきた背景を、ネット世界の特性と筆者が提唱する3つの潮流をキーワードに、体系だててまとめられててオモシロイ。
今までなんとはなしに使ってきたサービスが、それが発展した理由とかその仕組みが整然としたロジックで語られてて、スゴく頭の整理ができた…気がする。何回か読まないと覚えらんないけど。
梅田望夫著。ちくま新書。777円。
posted by やち
at 23:48:20 │
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森田まさのりが週刊少年ジャンプで連載してる、人を笑せることに命をかける高校生が主人公のマンガの2巻が発売された。オビのコメントがバッファロー吾郎の木村明浩ってのがイイネ。
森田まさのりがジャンプに連載始めてから20年経ったらしいんだけど、キャリア長いだけあってさすがストーリーはしっかりしてて先が気になる展開なんだけど、肝心のお笑いのネタではあんま笑えない…。森田まさのりのマンガって時々挟まれる小ネタがオモシロくて、そういうの見ると笑いの才能あるんだろうなぁ、とか笑いがスキなんだろうなってのは伝わってくるんだけど、やっぱ題材として難しいねぇ。
まぁ、ファンなのでとりあえず行く末を見守りたいと思います。
posted by やち
at 18:35:41 │
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前に書いた「あいるけ」こと渡辺淳一の「愛の流刑地」(日経朝刊で連載してた小説)の単行本が発売。上下巻、各1,680円。
今年冬公開で映画化もされるらしい。主演は豊川悦司、寺島しのぶ。なんか最近、マンガ・小説の実写化における山田孝之みたいに、エロ系の映画と言えば寺島しのぶって感じになってるような気がする。キャスティング決定会議の合い言葉になってたりしてね。「エロは寺島・実写は山田」みたいな。「これも『エロ寺実山』っスかねぇ」とか略されてたり。って、ちょっと妄想しすぎたか。
小説は後半しか読んでないので読みたいけど「誰か貸して〜」っつっても、これは買ってる人あんまいなそう。文庫になったら買うか。