posted by やち
at 23:48:20 │
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こないだ書いた、奥田英朗のシリーズモノの第2弾を読んだ。
なんか激オモロ~!ってワケでもないんだけど、すいすい読める。なかなか楽しかったです。
アニメはノイタミナで10/15からオンエア。伊良部が3変化して、声優もダブルキャストってことで、なんだか実験的だね。でも楽しみ。
主題歌が電気グルーヴってのもイイネ。全11話、逃さないようにしよ~。毎週木曜日、24:45~25:15@フジテレビ。
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posted by やち
at 22:49:07 │
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2006年に単行本として発売された東野圭吾の小説が、先月講談社から文庫で発売された。
加賀恭一郎シリーズで、加賀の父親とか従弟とかが登場。
ある家庭の庭に突然少女の遺体が。子供が犯した罪を両親が庇おうとするんだけど、素人には庇いきれるワケもなく、その実態が徐々に明らかに・・・って話なんだけど、東野作品だけに、ただあっさりバレるわけではない。
ページ数が少なくて話の展開が早く、伏線もそんなに多くない感じなんだけど、いつもながら加賀刑事が鋭すぎ。犯人の描写の最後のあたりは「そういう展開?」って感じで、イマイチ納得感が少ない感じだったけど、加賀と親父の関係の予想外の結末は納得。
オモシロかったス。
ガリレオの続編、はやく文庫にならないかなぁ。
posted by やち
at 23:18:35 │
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「空中ブランコ」で直木賞取った奥田英朗の作品。常識はずれの精神科医、伊良部が主人公となる作品で、「イン・ザ・プール」、「空中ブランコ」、「町長選挙」で3部作なんだけど、10月15日からフジテレビ「ノイタミナ」で「空中ブランコ」としてアニメ化されるんだよね。 「イン・ザ・プール」は、三木聡監督、松尾スズキ、オダギリジョー主演で映画化されてて、気になってたんだけど、アニメにもなるなら、とりあえず小説読んどこうかなぁと思って、読んでみることに。
飛べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、先端恐怖症、極度の心配性等、様々な精神病患者が伊良部の元を訪れ、伊良部を嘲笑し、呆れ、怒り、コイツよりはマシだと思いながら対応しているうちに、いつのまにか精神病が治ってしまう。どこまでが素でどこからが作りなのか、物語の中のどこが偶然でどこが仕組まれた流れなのか。構成は毎回一緒なんだけど、飽きずに読める。よ~できてます。ちなみに映画「イン・ザ・プール」は24時間勃ちっ放しの継続性勃起症&に悩むサラリーマンの話。伊良部を待つおスズキが、患者をオダギリジョーが演じた作品。
アマゾンの書評で「すげぇ笑った」って書いてあったので、ちょっとハードル上がってたのもあってか、「笑い」という意味では気持ち期待はずれなところもあったけど、普通の短編集としては、なかなかオモシロかったな。
今日「空中ブランコ」も買ったんだけど、三部作全部買って読んじゃお。
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at 23:11:40 │
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歌野晶午の小説。
2004年版このミステリーがすごい!第1位、2004本格ミステリベスト10第1位、第57回日本推理作家協会賞受賞、第4回本格ミステリ大賞受賞っていう派手な経歴の本で、本屋のポップでも「究極の徹夜本」とかって、かなり褒めてた。
歌野晶午は前に1冊読んだことがあったけど、タイトルも内容も覚えてないくらいの印象。
でもそこまでいうなら!ってことで買ってみることに。
確かに最後の方はぐいぐいハマったけど、そんなにスゴイとは思わなかったなぁ。なんて言うジャンルか忘れたけど、映像じゃなくて小説だからできる言葉のダマシが炸裂。
なんかこういうダマされ方はあんまオモシロくないかな。
文春文庫629円+税
posted by やち
at 23:22:19 │
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カネコアツシの「SOIL」の9巻が発売。
8巻読んだ時、次の巻で最後かな、と思ったけど、9巻でもまだ終わらず。いやぁ、相変わらずなんかブッ飛んでるけど、ますます先が気になるわ~。
今までは非科学的なオチかなぁと思ってたけど、この巻で一瞬現実的なオチも見えてきた。・・・と思ったらやっぱり非科学か・・・。
毎回思うけど、もっかい最初から読も。
posted by やち
at 23:42:36 │
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宮部みゆきの作品がノベルで出てたので即買い。
宮部みゆきの時代モノはイマイチ読み進まなくて苦手なんだけど、現代モノとかSFモノは「ブレイブ・ストーリー」以外は文庫になってるのはあらかた読んでるはず。でもひさびさに読んだな。で、本作は現代ミステリーの前作「誰か」で登場した杉村三郎がまた登場して、本人も事件に巻き込まれながら身の回りで起きた殺人事件を解決していくってストーリー。
まぁオモシロかったけど、ところどころ伏線がバレバレだったり、偶然が多過ぎ感があったりと、イマイチ「騙された感」がなくて不完全燃焼。「模倣犯」とか「火車」とか「レベル7」とかのストーリー展開はスゴイと思ってたんだけどなぁ。
今度「ブレイブ・ストーリー」読も~っと。
posted by やち
at 23:54:16 │
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ビートたけしが編集長、所ジョージが副編集長の
雑誌。
ネットで「くだらなオモロイ」と評判だったんだけど、気づいた時には本屋から無くなってたので読んだことなかったんだけど、8月3日の第2弾発売と同時に第1弾が復刻。思わず買っちゃいました。600円。
内容はフィクションのスクープ雑誌で、例えば「楠田枝里子さん、ロボット疑惑の真相!」とか「アフリカ大統領にゾマホン氏就任」とかの記事がくだらね~記事と写真で構成されてる。
ムダに金かかってそうでいいわぁ。でも、記事自体はそんなに笑えなかったな。
第2弾は700円。ネコ・パブリッシングより。
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at 22:48:07 │
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'91年にサントリーミステリー大賞で佳作に選ばれた横山秀夫の処女作が文庫化。
15年前に自殺したとされた女性教師の墜落死が実は殺人だった、というタレコミを受けて、残り1日の時効成立に向けて動き始める警察。時効成立までに犯人は明らかになるのか。っていうストーリー。
犯人は誰か。動機は何か。時効までに解決するのか。当時の描写と取調室での描写が交互に描かれる構成なんだけど、処女作とは思えないほど、よ~出来てます。
残り数十ページは残ってるだろうってところで、一旦事件は解決したように見えるんだけど、そこからまた事態が違う方向に加速していく。そしてそのキッカケを作ったのは・・・。いやぁ、ウマイわ。
オススメです。
光文社文庫より。740円。
posted by やち
at 22:40:37 │
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昨日書いた
PLUTOのamazonの書評にもあったんだけど、PLUTOに挟まれてたチラシがこれだった。
最近電車の中吊りにもあって気になってたんだけど、
これヤバイね。
ドラえもん、パーマン、オバケのQ太郎、エスパー魔美、キテレツ大百科、海の王子、ジャングル黒べえ、バケルくんの各作品が約1年間かけて刊行。
実はドラえもんて、全部ちゃんと読んだことないので、これは買いだわ。子供も読みたいだろうし、ってことにして、買お~っと。
毎月25日頃発売。A5版。各巻1,155円~1,890円。小学館から。
posted by やち
at 22:28:07 │
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浦沢直樹のPLUTOが最終巻を迎えた。
前巻までを振り返ってから読まないとわからんな、と思いつつ、先読みたさに負けて、とりあえず読んじゃいました。手塚治虫の原作をちゃんと知らないので、どれだけ原作に忠実なのか、裏切ってるのかは、わからないんだけど、これまでの流れを中途半端に踏まえて読んだ限りは、正直「ん~、こういう終わりか」って感じだった。
でもこれは、最初から通して1回読まないとダメだね。
「20世紀少年」はスピリッツだけで読んでて単行本は読んでないし、長過ぎてあんま通しで読む気もしないんだけど、PLUTOは8巻しかないので、読んでみようかと。
ってか、手塚治虫のも読みたいな。