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やちろぐ

不親切な「モノ・コト紹介ブログ」。 知ってるヒトはコメントを。 知らないヒトはタイトルをググってね。

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  posted by at 07:37:35 │EDIT
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八日目の蝉

  posted by やち at 19:07:49 │EDIT
1月に発刊された角田光代の小説。第2回中央公論文芸賞受賞作。

「優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした。」「逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…」ってコピーのとおり、主人公の1人希和子は、不倫ながら愛した男性の赤ちゃん(自分の子ではない)を誘拐して育てる。希和子は逃げ続けながら、その赤ちゃん、恵理菜を大事に育てる。ギリギリの生活ながら、2人なりに幸せな生活を送っていたが、逃亡生活はある日終わりを迎える。
物語は後半、終わりを迎えた逃亡生活のその後の恵理菜の生活や気持ちが描かれる。
異常すぎる設定なだけに、なかなか感情移入しづらいけど、子供の頃の思い出とか経験ってやっぱ後の人格形成に大きな影響与えるよなぁと思って子供を抱きしめたくなった。

で、この作品、永作博美と井上真央主演で映画化されたらしく、4/29ロードショー。外には直接的には出てこないような感情描写がキモの作品だったので、どう映像化するのか気になる。観てみたい。

書籍は中公文庫から。590円+tax。
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あの頃の誰か

  posted by やち at 07:44:26 │EDIT
東野圭吾が'90年代に書いた作品で、今まで単行本にも文庫本にも収録されていなかった作品をまとめた文庫。ついこないだ発刊されたもの。
昔の作品だけあって、登場人物の生活がバブリーだったり、携帯がまだデカイ端末で、金持ちが道楽的に買うものだったりと、非常に時代を感じる内容のが多い。そんな内容もあって、こんなタイトルらしい。
登場人物が外国人だったり、お題に合わせて書いた短編があったり、モノローグだけで終わる話があったり、バリエーションもあってオモシロかった。中には「秘密」の原案になった作品も。
光文社文庫。620円。

東京島

  posted by やち at 19:21:31 │EDIT
昨年映画化された桐野夏生の小説読了。2008年谷崎潤一郎賞の本作。無人島に漂着した31人の男性と1人の女性。たった1人の女性の存在と権力、文明を奪われた人々の生活と精神の変化。彼らは生き延びられるのか、脱出できるのか。

読み進めるうちにどんどん混沌としていって「どう収めんの?」って感じだったけど、結末にはすげぇ納得。桐野夏生って初めて読んだけど、オモシロかった。「OUT」とかも読んでみたい。

本作では、たった1人残った女性が「40代半ばで最年長。「白豚」と揶揄されるような体格」って設定で、どうも映画で主演の木村多江とはイメージ違ったんだけど、映画では「地味で大人しい」ってキャラ設定らしい。こんだけぶっ飛んだ作品をどこまで映像化してるか気になるわ。

原作は新潮文庫から。552円(税別)。

夜明けの街で

  posted by やち at 23:38:43 │EDIT
東野圭吾の、最近文庫化された作品。
不倫するヤツなんてバカだ、と思ってた主人公が、ある女性と出会い不倫にハマっていく。そしてその不倫相手は時効寸前の殺人事件の容疑者だった。って話。
他の東野作品と違って、なかなか殺人シーンとかキーワードが出てこず、不倫にハマっていく主人公の話しかなくて、半分くらいまではエロ小説みたいだったわ。
最後のどんでん返しっぷりは相変わらず。楽しくて一気に2日で読んじゃった。
角川文庫。630円。

楽園

  posted by やち at 23:47:50 │EDIT
宮部みゆきの、こないだ文庫本になった作品、読了。

「模倣犯」で犯人を追い詰める役割を担ったルポライターの前畑滋子が、またある事件に巻き込まれていく、って展開。「模倣犯」でも登場した何人かはまた登場するけど、基本的に全く新しいストーリー。

宮部みゆきの作品はスキで、時代物以外はだいたい読んでるけど、なんか前のより、ハマり度合いが減ったかも。「レベル7」とか「火車」なんかは先が気になって一気に読んだけど、本作はダラダラ読んじゃったなぁ。イマイチ緊迫感とかが欠けるのと、彼女特有の、意味がありそうであんまなさげな、ビミョウな風景描写とかがちょい苦手だからなのかも。

でも、まぁまぁオモシロかったかな。

7人のシェイクスピア

  posted by やち at 23:47:04 │EDIT
ハロルド作石の、ビックコミックスピリッツで連載中のマンガ。
シェイクスピアに「The Lost Years」と呼ばれる、謎の空白期間があったらしいんだけど、その期間に焦点を当てた作品。らしい。今日発売の15話目でこのキーワードがはじめて出てきたんだけど、そうなんだろう。
今展開されてるストーリーでは、中国人のリーという女性が絡んでるんだけど、「7人のシェイクスピア」というタイトルが何を意味してるのか。先が気になる。
ちなみに、wikiで調べたら、シェイクスピアの奥さんて「アン・ハサウェイ」っていうのね。ハリウッド女優の彼女はシェイクスピアの奥さんの名前から取られたらしい。知らなかった。

べしゃり暮らし

  posted by やち at 23:42:06 │EDIT
森田まさのりの「べしゃり暮らし」の10巻が発売。
シズジュンのその後と、「べしゃり暮らし」と名付けた圭右たちのお笑いトリオが、芸人養成所に入るあたりが描かれている。
相変わらずお涙頂戴なシーンもあり、ストーリー展開はサスガな感じ。
こないだ観た「やりすぎコージー」のNSCの合宿とかみると、ホント体育会系なプログラムが多かったけど、圭右とか辻本がどこまでマジメに取り組んでいくのか。んで、この後、どんな展開になっていくのか。先が気になるわぁ。

のだめカンタービレ

  posted by やち at 21:27:16 │EDIT
今日は昨日のスチャライブレポしようと思ったけど、そんな元気なし。明日にします。
今日はのだめの最新巻(24巻)の話。
本編は前巻でおわったけど、特別編がスタートしてたらしい。鳥山明みたいに、出版社から引き留められたクチか。
ストーリー的には、ヨーロッパでオケの指揮者としてある程度成功した千秋が、ライジングスターと一緒にオペラに挑戦するという話。のだめ初期のバタバタくだらね~感が久々に読めて、オモシロかった。

ジョージ朝倉

  posted by やち at 23:39:05 │EDIT
マンガ家のジョージ朝倉さんがtwitter開始。アカウントは @george39asakura 。

ヨメがダイスキで、著作が我が家にほとんどありそうなんだけど、オレが読んだのはIKKIで連載してた「平凡ポンチ」。映画化もされたけど、このマンガ、尋常じゃなく展開がはやい。キャプ翼とかドラゴンボールの100倍くらい?こんなの初めて。って感じのマンガでした。

twitterの朝倉先生はかなりフランクに返信くれてウレシ。ヨメの蔵書漁ってみようかな。

味写入門

  posted by やち at 23:42:19 │EDIT
天久聖一著の単行本。
ほぼ日刊イトイ新聞で連載していたコーナーが書籍化されたものらしい。
偶然とれた失敗写真を「作品」として楽しもう、という企画で、ほぼ日刊イトイ新聞のサイト見ると過去のが見れるんだけど、ホントバカバカしいのが多くて笑える。
上記サイトでも十分楽しめるんだけど、本書では、コメントが書下ろしらしい。
アスペクト社より。1,050円。
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