過去の記事のコメント欄でおから茶との議論が続いたので、ちょっと取り上げてみた。
「歌詞オンチ」という言い方が正しいかどうかわからないけど、音楽を聴くときに、歌詞の意味を考えるかどうかって話なのですが。
オレは歌詞の意味を考えず、おから茶は意味づけをすると言う。
自分の聴き方を改めて分析してみると、「歌詞に意味づけしない」ってのは、「歌詞を理解しながら聴くのがキライ」というか「曲聴いてるうちに詩と詩のつながりを忘れる」というか、集中力ないのもあるんだよね。音楽聴いててもすぐ違うこと考えちゃう。
でも言葉の乗せ方を聴いてないかというとそうではなく、その証拠・・・になるかわからんけど、あまり洋楽に興味はないんだよね。なんか英語だとイマイチ一聴しても意味を理解できないからなのか。
この議論をするようになって、色々な曲を詩を意識して聞いてみようと思って、まずHALCALIの「Long Kiss Goodbye」を聴いてみたんだけど、この曲、HALCALIのラップのウマさ、声のよさ、メロディーとか曲の構成、詩の「音」としての乗せ方、すべて「イイネッ!」と思ってたんだけど、詩をよく聴いたら「なんかありがちな恋愛の曲だな」とか思ってちょいサメた。
【映像】
http://jp.youtube.com/watch?v=jiXN1n_Pg1U&feature=related
【歌詞】
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=72568
逆にTOKYO No.1 SOUL SETの「Innocent Love」は歌詞を聴いて「BIKKEやるな」と思った作品で、「ありふれた 愛だけど 私には幸せすぎでした」とか「おかしくって ばからしくって ありえなくって 笑った いとおしくって せつなくって くるしくって 泣いた たった一つの 居場所だった あなたの肩 消えたの さりげなくて やさしくて もう 忘れたいのに」とかのフレーズがウマイな、と。歌詞の音への乗せ方もサイコーだし、メロディーもバックトラックもサイコー。またこの曲を"Nice Middle"キョンキョンがカバーして歌ってるってのがいいね。
【映像】
http://jp.youtube.com/watch?v=ayS4iQDy1Lo&feature=related
【ソウルセットver(映像ではないけど)】
http://jp.youtube.com/watch?v=4KhK_11osHA&feature=related
【歌詞】
http://www.uta-net.com/user/phplib/view_0.php?ID=73779
あと、洋楽はたしかに詩の意味を知って・・・ってのはあるよね。Frankie Goes to Hollywoodの「Relax」がゲイの歌だって知ってから素直に聞けなくなった。
PVもすげぇなぁ・・・。
http://www.dailymotion.com/video/x1j3rw_frankie-goes-to-hollywood-relax_music
というわけで、たまには歌詞を聴いてみるのもいいけど、まぁあんま考えずに聴く方が楽しめたりするよね、って感じなのですが、みなさんはいかがでしょうか。
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