行ってきました。オザケンライブ。
ネタバレありなので、見たくない方はトバしてください。
会社を定時で抜け出し渋谷に向かう。NHKホールまでの道には、なぜかほぼ等間隔に並ぶ「チケット譲ってください」の紙を持つ女性たち。
NHKホールに近づくにつれ、周りはライブに向かう客ばかりになっていくんだけど、なんだか元オリーブ少女、現森ガール(?)みたいな女性とか、ボーダーT着てハットをカブった草食系男子みたいな、いかにもな人が多くなり、スーツ姿でいるのがちょい恥ずかしい感じ。SPA!に「オザケンライブはスーツ姿皆無!」とか書いてあるのを見て「写真の撮り方だろ」と思ったけど、意外と真実だったらしい。みんな着替えてきてんの?
そんな客層を横目に開場時間の18時過ぎに会場入りしたんだけど、すでにグッズ売り場は長蛇の列。「今並んでも開演間に合わない」とのアナウンスを受けて、グッズはソッコー諦め、ノーナ西寺郷太の「絶対開演時間に遅れちゃダメ」のアドバイスを守り、時間前に着席。やっぱ客層的には女性が多いねぇ。
で、いよいよ始まったライブ。最初の演出は真っ暗闇でのスタートだった。暗闇に鳴り響くオザケンの歌声。なかなかない演出だな、と思ってると、急に演奏が止まり、暗いままオザケンの語りが始まる。2003年に起こったNYの大停電の話。電気が無くなった時に人間はどうなるか、みたいな語りが挟まれ、また演奏が再開。
この後、ライブはこのパターンの繰り返しだった。幸せ、日本語、笑い、差別、色々なテーマでオザケンが語り、関係あるんだかないんだかわからんが、ヒットチューンが演奏されていった。賛否両論ありそうだなぁ、この演出。
セットリスト的には王道の曲ばかり。最近涙腺の弱いオレは、「ぼくらが旅に出る理由」と「強い気持ち強い愛」ではなぜだか涙腺が弛んでウルっときてしまったんだけど、これでもか、と続くヒットチューンはかなり楽しかった。アレンジ変えてたのもオモシロかったな。「天気読み」は特にカッコよかった。
が、さっき書いた語りを挟みながらの曲の演奏は完全には楽しみきれなかったかなぁ。
振り返ると、以下の理由で正直イマイチ完全にはノリきれなかったな、と。
・思い返すと、日比谷野音のデビューフリーライブにしか行ってなくて、LIFEあたりのライブのノリを知らない
・それほど歌詞をちゃんと覚えられてなかった
・直前にiPod壊れ、予習不足
・そもそも歌詞をあまり聴かないタイプなので、語りのメッセージとその後の歌の歌詞がリンクとれない。とかいうのを考えさせられる間が取られ、純粋に聴けない曲も
・手拍子して楽しむようなライブに最近行ってなかった
・腰に不安ありだった
・そもそも前評判でハードルが上がってた
あと、1ヶ月前に見たスチャがスゴすぎたのかもなぁ。
とはいえ、なんだかんだ言っても17年ぶりの小沢、かなり楽しみました。この時代に渋谷で小沢を観るってのもなんだか感慨深いものがあったな。
と言いながら、ライブ中は、真城さんがなんだかカワイくて真城さんばかり観てたんだけどw
TL見てたら、糸井重里、渡辺佑、ANI、SHINCO、かせき、土岐麻子、やっつんあたりが来てたらしいので、これもメモ…。
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